すべて 

熱爆発(読み)ネツバクハツ

化学辞典 第2版 「熱爆発」の解説

熱爆発
ネツバクハツ
thermal explosion

燃料酸化剤の混合系が発火する場合,エネルギー発生物質化学反応との両面から考察する必要がある.熱の発生と移動がこの系を支配するとみなして,系内の化学反応による発熱熱伝導による放熱との釣り合いのうえに立って発火を議論するとき,熱爆発あるいは熱発火という.連鎖反応主体となる化学反応による連鎖爆発とは区別して議論されている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む