デジタル大辞泉 「発火」の意味・読み・例文・類語 はっ‐か〔‐クワ〕【発火】 [名](スル)1 火を発すること。燃えだすこと。「自然に発火する」2 銃砲に実弾を入れず、火薬だけこめて撃つこと。「発火信号」3 火うち石で出した火を移し取るもの。火口ほくち。4 神経細胞に刺激が加わり、活動電位が生じること。[類語]点火・着火・引火・出火・火・炎ほのお・炎ほむら・火炎かえん・光炎こうえん・紅炎こうえん・火柱ひばしら・火先ほさき・火の気・火気・種火・火種・口火・火付き・火加減・火持ち・残り火・燠おき・燠火おきび・埋み火・炭火・火の粉・火花・火玉・花火・焚き火・迎え火・送り火・野火 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「発火」の意味・読み・例文・類語 はっ‐か‥クヮ【発火】 〘 名詞 〙① 火が燃え出すこと。火を発すること。火薬などが瞬時にして火を発すること。[初出の実例]「発火して熱ゆ」(出典:舎密開宗(1837‐47)内)[その他の文献]〔呉子‐周瑜伝〕② 軍隊などが演習の際などに銃砲に実弾を入れず、火薬だけで空砲を打つこと。③ 火うち石で出した火を移し取るもの。ほくち。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の発火の言及 【燃焼】より …[燃焼の発生] 燃焼を時間的な経過からみると,これは燃焼形式のいかんにかかわらず,燃焼の発生と継続の二つの過程に分かれ,それぞれ異なった特性を示す。燃焼の発生は発火(着火,点火)と呼ばれ,これには自然発火と口火による発火の二つの形式がある。前者は,可燃性の混合系または可燃性の物質が酸化性雰囲気内で,みずから燃えはじめる現象を指す。… ※「発火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by