日本歴史地名大系 「熱田船奉行所跡」の解説 熱田船奉行所跡あつたふなぶぎようしよあと 愛知県:名古屋市熱田区宮宿神戸町熱田船奉行所跡[現在地名]熱田区神戸町藩の出先機関。船奉行所は西浜(にしはま)御殿の南にあり、その配下の船番所・船会所を指揮して熱田湊の管理に当たった。慶安四年(一六五一)の由井正雪の事件を契機として、翌承応元年(一六五二)に船番所が置かれた。船番所は、船役人が出入の船舶の検査、旅人の姓名などの記録、貨物などの検査をした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by