燕居(読み)エンキョ

デジタル大辞泉 「燕居」の意味・読み・例文・類語

えん‐きょ【×燕居】

《「燕」はやすらう意》仕事をしないで、くつろいで過ごすこと。
地頭出仕も相やめ、―せる川勝」〈浄・聖徳太子

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精選版 日本国語大辞典 「燕居」の意味・読み・例文・類語

えん‐きょ【燕居】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「燕」は「やすむ」の意 ) 暇で家にいること。家にくつろいでいること。
    1. [初出の実例]「燕居と閑居との二あり。燕居とは朝庭より退て居を云」(出典:応永本論語抄(1420)述而)
    2. [その他の文献]〔論語‐述而〕

燕居の補助注記

書紀‐垂仁四年九月」に「因伺皇后之燕居而語之曰」とあるが、「わたくしにます(水戸本丙日本紀私記訓)」などのように訓読している。

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普及版 字通 「燕居」の読み・字形・画数・意味

【燕居】えんきよ

くつろいでいる。〔論語、述而〕子の燕居するとき、申申如(しんしんじよ)たり、夭夭如(えうえうじよ)たり。

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