爺嬢(読み)ヤジョウ

デジタル大辞泉 「爺嬢」の意味・読み・例文・類語

や‐じょう〔‐ヂヤウ〕【×爺嬢/×耶嬢】

父母。

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精選版 日本国語大辞典 「爺嬢」の意味・読み・例文・類語

や‐じょう‥ヂャウ【爺嬢・耶嬢】

  1. 〘 名詞 〙 父母
    1. [初出の実例]「天子剃頭、献仏駄、耶嬢割愛、奉能仁」(出典性霊集‐一(835頃)山中有何楽)
    2. 「村南を訪へば児は嬢を失ひて悲しみ」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)七)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐兵車行〕

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普及版 字通 「爺嬢」の読み・字形・画数・意味

【爺嬢】やじよう(ぢやう)

父母。〔楽府詩集、横吹曲辞五、木蘭詩二首、一〕旦(あした)に爺孃を辭し去り 河の邊に宿す 爺孃の女を喚(よ)ぶの聲を聞かず 但だ聞く、河の水、鳴ること濺濺(せんせん)たるを

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