爽籟(読み)ソウライ

デジタル大辞泉 「爽籟」の意味・読み・例文・類語

そう‐らい〔サウ‐〕【爽×籟】

秋風のさわやかなひびき。 秋》「―や空にみなぎる月あかり/草城

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精選版 日本国語大辞典 「爽籟」の意味・読み・例文・類語

そう‐らいサウ‥【爽籟】

  1. 〘 名詞 〙 秋風のさわやかなひびき。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「爽籟吹灰到、流年転轂奔」(出典菅家文草(900頃)四・寄白菊四十韻)
    2. 「爽籟に大安達野をかへりみる」(出典:古稀春風(1957)〈富安風生〉昭和三〇年)
    3. [その他の文献]〔殷仲文‐南州桓公九井作詩〕

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普及版 字通 「爽籟」の読み・字形・画数・意味

【爽籟】そう(さう)らい

簫声など。唐・王勃王閣の序〕爽籟發して、風生じ、纖歌凝つて、白雲遏(とど)まる。

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