

(り)。大は人の正面形。
は胸の左右に加える文身の文様。婦人の死喪のとき、その屍に邪悪なる霊が憑(つ)くことを祓うために、乳房をモチーフとする朱の文身を加えた。爽・
(せき)・爾はみなその意象を示す字で、爽明・美麗の意がある。〔説文〕三下に「
らかなり」と訓し、字形について、
を窓の交
麗明の形としているが、それでは大の形を説くことができない。金文に字を昧爽、また爽変の意に用いる。卜文に「武丁の爽(きさき)、妣辛」のようにいう例が多く、もとは先妣につけていう字であった。
など二字を収める。
之誥〕に「用(もつ)て厥(そ)の師を爽(うしな)はしむ」のように通用の例がある。喪失の意より、差
(さとく)(たがう)の意を生じたのであろう。
▶・爽気▶・爽言▶・爽悟▶・爽口▶・爽行▶・爽颯▶・爽失▶・爽秀▶・爽儁▶・爽神▶・爽節▶・爽然▶・爽達▶・爽徳▶・爽
▶・爽抜▶・爽侮▶・爽
▶・爽約▶・爽籟▶・爽利▶・爽朗▶・爽惑▶
爽・粛爽・俊爽・駿爽・
爽・神爽・森爽・清爽・精爽・
爽・澄爽・昧爽・雄爽出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...