日本歴史地名大系 「片原横町」の解説 片原横町かたはらよこまち 富山県：高岡市高岡町片原横町[現在地名]高岡市片原横町・末広町（すえひろまち）一番（いちばん）町の東に並行して南北に延び、北は片原町。中央を五（ご）ヶ所（しよ）用水が流れる。同用水の東側、御旅屋（おたや）台地に通じる無影（かげなし）坂と御旅屋中道に木戸が設けられていた（不歩記）。地子町で、高岡城の廃城後、武家屋敷跡と射水（いみず）郡鴨島（かもじま）村の請地を合せて町立てされた。享保一三年（一七二八）の片原横町絵図（高岡市立中央図書館蔵）には、五ヶ所用水の北側、地子地六九六歩に二二軒と、その南側の射水郡鴨島村百姓三右衛門よりの永代請地に二一軒、一番町へ通じる道にはお花畑（はなばたけ）がある。東側には射水郡湶分（あわらぶん）百姓甚右衛門の請地に一五軒が居住。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
