片小鬢(読み)カタコビン

精選版 日本国語大辞典 「片小鬢」の意味・読み・例文・類語

かた‐こびん【片小鬢】

  1. 〘 名詞 〙 片方の鬢の先端。片方の小鬢。中世姦通罪刑罰として、近世は郭の制裁として、男の一方の小鬢をそり落とすことがあった。かたこうびん。
    1. [初出の実例]「然れば人の難義を申かけたるくゎたいに片小鬢(カタコビン)剃て追払ふべし」(出典浮世草子・本朝桜陰比事(1689)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む