精選版 日本国語大辞典 「片小鬢」の意味・読み・例文・類語 かた‐こびん【片小鬢】 〘 名詞 〙 片方の鬢の先端。片方の小鬢。中世は姦通罪の刑罰として、近世は郭の制裁として、男の一方の小鬢をそり落とすことがあった。かたこうびん。[初出の実例]「然れば人の難義を申かけたるくゎたいに片小鬢(カタコビン)剃て追払ふべし」(出典:浮世草子・本朝桜陰比事(1689)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例