片山貫道(読み)かたやま かんどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片山貫道」の解説

片山貫道 かたやま-かんどう

?-? 幕末-明治時代の日本画家。
肥前平戸(長崎県)の人。父に狩野派の画をまなび,江戸住吉弘貫(すみよし-ひろつら)に師事平戸藩につかえる。維新後,東京にうつり,明治15年わが国最初の絵画共進会で「巨勢金岡(こせの-かなおか)賢聖障子を画く図」が入選守住貫魚(もりずみ-かんぎょ)らとともに弘貫門下の逸材といわれた。名は尚彦。通称は忠助。別号に竹屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android