片山鳳翩(読み)かたやま ほうへん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「片山鳳翩」の解説

片山鳳翩 かたやま-ほうへん

1740-1808 江戸時代中期-後期儒者
元文5年生まれ。田中蘆城に徂徠(そらい)学をまなぶ。天明7年長門(ながと)(山口県)清末藩主毛利匡邦(まさくに)につかえて藩校育英館の学頭に任じられ,のち萩(はぎ)藩主の侍講となった。詩文を得意とし,剣術・医術にもすぐれた。文化5年9月14日死去。69歳。周防(すおう)(山口県)出身。名は則。字(あざな)は順甫。通称は順蔵。著作に「鳳翩集」「斉家談」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android