新撰 芸能人物事典 明治~平成 「片岡長次郎」の解説
片岡 長次郎(2代目)
カタオカ チョウジロウ
- 職業
- 俳優
- 肩書
- 九州演劇協会会長
- 本名
- 幡手 頼義(ハタテ ヨリヨシ)
- 出生地
- 大分県 宇佐市
- 経歴
- 戦後、旧満州から引き揚げ、初代片岡長次郎の一座に弟子入り。一座を離れて様々な職に就いたが、昭和41年病床の初代に呼び戻されて2代目を継ぐ。以来、九州や関西の芝居小屋で大衆演劇一筋に生き、42年衰退の一途をたどっていた大衆演劇を糾合して九州演劇協会を結成、54年には初の全国座長大会を企画するなど大衆演劇の振興に尽くした。この間、51年九州の真ん中である熊本市に居を構え、59年常設劇場の片岡演劇道場を併設。その半生は60年のNHK朝の連続テレビ小説「いちばん太鼓」のモデルともなった。62年熊本市議選に立候補した。長男は俳優の玄海竜二。
- 没年月日
- 平成20年 11月29日 (2008年)
- 家族
- 長男=玄海 竜二(俳優)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報