片平あかね(読み)かたひらあかね

事典 日本の地域ブランド・名産品 「片平あかね」の解説

片平あかね[葉茎菜類]
かたひらあかね

近畿地方奈良県の地域ブランド。
山辺郡山添村片平集落の伝統野菜戦前から片平の農家の自給野菜として栽培され、その栽培法は代々伝承により受けつがれてきた。日野菜の一品種で、根の先まで鮮やかな赤い色が特徴。間引き菜や蕪の部分は酢漬けに、若い葉はサラダに使われる。大和野菜に認証された時に、片平あかねと名づけられた。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「片平あかね」の解説

片平あかね

奈良県山辺郡山添村で生産されるカブ。細長い形状で先端まで赤く、甘酢漬けなどにして食する。名称産地の集落名(片平集落)にちなむ。県により「大和野菜」に選定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android