牛堀村(読み)うしぼりむら

日本歴史地名大系 「牛堀村」の解説

牛堀村
うしぼりむら

[現在地名]牛堀町牛堀

霞ヶ浦東岸、横利根川北利根川(常陸利根川)の合流点に位置し、北は永山ながやま村。中世木田見きたみ郷に属し、応安年間(一三六八―七五)の海夫注文(香取文書)に「うしほりの津鹿島知行分」とその名がみえ、「水府志料」は「永山村より分れ一村となりしと云。年月不詳」と記す。

江戸時代は水戸藩領で、寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高に村高一六六石余、ほかに新田三石余が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android