牛山善政(読み)ウシヤマ ヨシマサ

20世紀日本人名事典 「牛山善政」の解説

牛山 善政
ウシヤマ ヨシマサ

昭和期の実業家 ヤシカ創業者;ヤシカコーポレーション社長



生年
大正11(1922)年7月18日

没年
平成12(2000)年11月5日

出生地
長野県諏訪市

別名
別表記=牛山 芳優

学歴〔年〕
京城高工〔昭和18年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和34年〕,IAIアカデミー賞(米国)〔昭和35年〕,ギリシャ政府サンテ賞

経歴
昭和20年八洲精機製作所を設立、24年社長に就任。31年八洲光学工業に、33年ヤシカに改称。46年会長。舶来崇拝の日本人に目をつけ、国際的にヤシカの名を広めんと31年アメリカへ進出。カメラボデーの量産を足がかりに単価を切り下げ、一流メーカーに急成長するが、45年部下の横領事件が発覚し、引退。52年牛山事務所開設。58年10月、ヤシカは京セラと合併した。著書に「愛と真実を求めて」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「牛山善政」の解説

牛山善政 うしやま-よしまさ

1922-2000 昭和時代後期の実業家。
大正11年7月18日生まれ。昭和24年八洲(やしま)精機(のち八洲光学精機,ヤシカ)を設立し,社長。31年アメリカ市場に進出,輸出を軸に2眼レフ,8ミリカメラをヒットさせ,一流メーカーに急成長させた。46年部下の横領事件の責任をとり会長にしりぞく。のちヤシカは業績不振がつづき,58年京セラに吸収合併された。平成12年11月5日死去。78歳。長野県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「牛山善政」の解説

牛山 善政 (うしやま よしまさ)

生年月日:1922年7月18日
昭和時代の実業家。ヤシカコーポレーション社長
2000年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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