牛虻(読み)ウシアブ

デジタル大辞泉 「牛虻」の意味・読み・例文・類語

うし‐あぶ【牛×虻】

アブ科昆虫体長約2.5センチ。体は扁平で灰黒色。牛や馬の血を吸う。幼虫湿地に生活しミミズなどを捕食近縁アカウシアブを含めていうこともある。 春》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「牛虻」の意味・読み・例文・類語

うし‐あぶ【牛虻】

  1. 〘 名詞 〙 アブ科の大形のアブ。体長二センチメートル内外。灰褐色ないし灰黒色で、背に黄色の三角斑が縦に並ぶ。七、八月頃現われ、人畜につきまとって吸血する。日本全土に分布赤褐色のアカウシアブなどの近似種を含めていうこともある。
    1. [初出の実例]「虻(あぶ)〈略〉鹿虻 一名牛虻」(出典和漢三才図会(1712)五三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「牛虻」の解説

牛虻 (ウシアブ)

学名Tabanus trigonus
動物。アブ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android