精選版 日本国語大辞典 「牛裂・牛割」の意味・読み・例文・類語
うし‐ざき【牛裂・牛割】
〘名〙
① 主として、戦国時代に行なわれたと伝える極刑の一つ。手足を二頭または四頭の牛にしばりつけ、牛に背負わせた柴に火を付けたりして左右、四方に走らせ、罪人の体を引き裂く。キリシタン信者の迫害のために多く用いたという。
※太閤記(1625)六「或牛割、或煎ころし」
※雑俳・柳多留‐二四(1791)「牛ざきを外科りゃうじする気の毒さ」
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