牛頭天王遺跡（読み）ごずてんのういせき

日本歴史地名大系 「牛頭天王遺跡」の解説

牛頭天王遺跡
ごずてんのういせき

[現在地名]新吉富村垂水

山国（やまくに）川左岸の河岸段丘の最先端、友枝（ともえだ）川が山国川に流入する地点に突出して周囲の平野部を見下ろす地にある弥生時代中期を中心とする集落遺跡。丘陵の東側は山国川の浸食によって削られ、一〇メートル以上の絶壁となっている。平成五年（一九九三）に発掘調査が実施された。すでにかなり削平されていたが、大型の掘立柱建物三棟を含む八棟の掘立柱建物跡、環濠の一部と考えられる溝跡などが確認された。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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