20世紀日本人名事典 「牧巻次郎」の解説 牧 巻次郎マキ マキジロウ 明治・大正期の新聞記者 生年慶応4年5月15日(1868年) 没年大正4(1915)年12月26日 出身地美作国(岡山県) 学歴〔年〕東京専門学校(現・早稲田大学) 経歴備前の閑谷黌を経て、明治17年東京専門学校に学び、26年上海の「東亜時報」記者となる。31年大阪朝日新聞社の上海特派員となり放浪生の名で健筆を振るう。北清事変後、北京特派員に転じ、35年露清密約をスクープするなど活躍。38年帰国して通信課長となり論説記者を兼任、傍ら中国近世史の資料蒐集と研究に務めた。没後「放浪書簡集」が出版された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「牧巻次郎」の解説 牧巻次郎 まき-まきじろう 1868-1915 明治-大正時代の新聞記者。慶応4年5月15日生まれ。東京専門学校(現早大)にまなび,明治26年上海の「東亜時報」記者となる。31年大阪朝日新聞社の上海特派員,ついで北京特派員に転じ,露清密約をスクープするなど活躍。38年帰国して通信課長などをつとめる。大正4年12月26日死去。48歳。美作(みまさか)(岡山県)出身。字(あざな)は仲舒。号は放浪,石泉など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by