コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

物理学主義(読み)ぶつりがくしゅぎ(英語表記)physicalism

翻訳|physicalism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

物理学主義
ぶつりがくしゅぎ
physicalism

社会を物理学的な構成を有するものとみなし,その考察に物理学的方法を適用しようとする立場。一般に機械学派 mechanistic schoolと呼ばれる。 17世紀の T.ホッブズ,B.スピノザ,R.デカルトの社会観に由来し,この傾向を社会学において明確に示したのは,C-H.サン=シモンと A.コントである。サン=シモンは社会をニュートンの引力の法則に基づいて解釈しようと試み,またコントは進んで社会物理学の樹立を企て,その内部に静学と動学とを区別した (→社会静学・社会動学 ) 。これが,のちに彼によって新しい名称を与えられた社会学そのものである。方法論的には,ル・プレー学派もこれに含めることができ,またグループ・ダイナミックスの立場もこれにつながるといえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android