共同通信ニュース用語解説 「特別引き出し権」の解説
特別引き出し権(SDR)
国際通貨基金(IMF)が1969年に創設した準備資産。SDRを構成するドルやユーロ、円、ポンド、中国人民元の5通貨と交換できる。価値は構成通貨の加重平均で決まり、最近は1SDR=約1・4ドル。加盟国は出資金に応じてIMFからSDRの配分を受ける。対外的な支払いに使う外貨が不足した際には、SDRを外貨に余裕がある加盟国に売り、外貨を受け取れる。(ワシントン共同)
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特別引き出し権(SDR)
国際金融システムの中核的な機関である国際通貨基金(IMF)が、1969年に創設した準備資産。構成する5通貨の加重平均で価値が決まる。加盟国は出資金に応じてIMFからSDRの配分を受ける。対外的な支払いに使う外貨が不足した際に、SDRを外貨に余裕のある加盟国に売り、外貨を受け取ることができる。(共同)
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