犬井貞恕(読み)いぬい ていじょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「犬井貞恕」の解説

犬井貞恕 いぬい-ていじょ

1620-1702 江戸時代前期の俳人
元和(げんな)6年生まれ。越前(えちぜん)(福井県)敦賀(つるが)の人。安原貞室門人で,寛文3年(1663)椋梨(むくなし)一雪が貞室の「正章千句」を論難すると,翌年蠅打(はえうち)」を刊行して応酬した。元禄(げんろく)15年3月4日死去。83歳。名は重次。号は一嚢軒。通称は二(次・治)郎兵衛。姓は乾ともかく。編著に「新玉海集」「謡曲拾葉抄」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む