精選版 日本国語大辞典 「犬蓬」の意味・読み・例文・類語 いぬ‐よもぎ【犬蓬・菴】 〘 名詞 〙① キク科の多年草。各地の山野に生える。高さ三〇~八〇センチメートル。花をつける茎とつけない茎がある。花をつけない茎は下部が倒れてロゼット状に葉をつける。花をつける茎は直立し、下部につく葉は幅広くキクの葉に似ているが縁の切れ込みは浅く上部の葉は小形で細長い。ともに裏面には褐色毛を密につける。夏から秋にかけ葉腋(ようえき)から分枝して直径約三ミリメートルの黄褐色の卵形の花を下向きにつける。きくよもぎ。ふさよもぎ。きつねよもぎ。ふじよもぎ。〔書言字考節用集(1717)〕② 植物「いぬなずな(犬薺)」の異名。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「犬蓬」の解説 犬蓬 (イヌヨモギ) 学名:Artemisia keiskeana植物。キク科の多年草 犬蓬 (イヌヨモギ) 植物。アブラナ科の越年草,薬用植物。イヌナズナの別称 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報