コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

独判断 ひとりさばき

1件 の用語解説(独判断の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ひとりさばき【独判断】

浄瑠璃作者近松半二著の随想。1787年(天明7)山田卯兵衛版。半二の没後に刊行。疎懶堂,浄瑠璃作者紀上太郎らが叙,跋を寄せる。西沢一風伝奇作書》に本文を掲載。完全翻刻としては吉永孝雄〈近松半二《独判断》の翻刻に当って〉がある。大同小異の内容を持つ《半二現世安心記》写本が子孫の穂積家に伝えられ,翻刻もある。神仏の有無,天地開闢の初めなどについて論じ,儒教の現実主義に不満を覚えながら,仏教の来世観にも素直に従えず,結局徹底的考察をもって悩みを解決することなく,日常性の中に埋没していく姿を,自嘲的な戯文で綴る。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

独判断の関連キーワード出世景清近松徳三堺善平竹田新松竹本三郎兵衛(2代)近松湖水軒近松東南寺田兵蔵二歩堂松田ばく

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone