独芝居(読み)ひとりしばい

精選版 日本国語大辞典 「独芝居」の意味・読み・例文・類語

ひとり‐しばい‥しばゐ【独芝居】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 登場人物ひとりだけの芝居。また、ひとりでいく役もの台詞所作を演じる芝居。
  3. 感情が激したり、物思いにふけったりした時、相手もなしに、ひとりでさまざまな動作表情をして落ち着かないこと。
    1. [初出の実例]「さてそれからは独り演劇(シバヰ)、泡を噛だり、拳を握ったり」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android