独芝居(読み)ひとりしばい

精選版 日本国語大辞典 「独芝居」の意味・読み・例文・類語

ひとり‐しばい ‥しばゐ【独芝居】

〘名〙
登場人物ひとりだけの芝居。また、ひとりでいく役もの台詞所作を演じる芝居。
感情が激したり、物思いにふけったりした時、相手もなしに、ひとりでさまざまな動作表情をして落ち着かないこと。
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三「さてそれからは独り演劇(シバヰ)、泡を噛だり、拳を握ったり」

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