独露善隣友好協力条約(読み)どくろぜんりんゆうこうきょうりょくじょうやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「独露善隣友好協力条約」の意味・わかりやすい解説

独露善隣友好協力条約
どくろぜんりんゆうこうきょうりょくじょうやく

1990年 11月9日にドイツと旧ソ連間で締結された独ソ善隣友好協力条約を前身とする条約。統一ドイツとロシアとの関係を規定する。領土・国境の不可侵と武力行使の放棄条項を含み,安全保障から経済協力にいたるまであらゆる領域での協力をうたった。条約締結までに西ドイツはゴルバチョフのペレストロイカに対し積極的に経済的支援を約束し,また東ドイツ駐留ソ連軍の撤退費用など含め総額約 600億マルクの支援を行なった。 91年 12月 25日のソ連解体後,旧ソ連の国際法上の権利義務継承国としてドイツはロシアをただちに承認し,条約の存続を決定した。

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