狭岡神社(読み)さおかじんじや

日本歴史地名大系 「狭岡神社」の解説

狭岡神社
さおかじんじや

[現在地名]奈良市法蓮町

県立奈良高校の西に鎮座。旧村社。「延喜式」神名帳の添上そえかみ郡「狭岡神社八座」とされる。八座の祭神若山咋わかやまくい之神・若年わかとし之神・若沙那売わかさなめ神・弥豆麻岐みづまき之神・夏高津日なつたかつひ之神・秋比売あきひめ之神・久久年くくとし之神・久久紀若室綱根くくきわかむろつなね之神となっている。仁寿二年(八五二)一一月、従五位下を授けられた(文徳実録)。地元では「菅原天神の隠居」といっており、境内には天神社と刻まれた灯籠が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む