日本歴史地名大系 「狭岡神社」の解説 狭岡神社さおかじんじや 奈良県:奈良市佐保・佐紀地区法蓮村狭岡神社[現在地名]奈良市法蓮町県立奈良高校の西に鎮座。旧村社。「延喜式」神名帳の添上(そえかみ)郡「狭岡神社八座」とされる。八座の祭神は若山咋(わかやまくい)之神・若年(わかとし)之神・若沙那売(わかさなめ)神・弥豆麻岐(みづまき)之神・夏高津日(なつたかつひ)之神・秋比売(あきひめ)之神・久久年(くくとし)之神・久久紀若室綱根(くくきわかむろつなね)之神となっている。仁寿二年(八五二)一一月、従五位下を授けられた(文徳実録)。地元では「菅原天神の隠居」といっており、境内には天神社と刻まれた灯籠が多い。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by