狭町(読み)せまち

精選版 日本国語大辞典 「狭町」の意味・読み・例文・類語

せ‐まち【狭町】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「畝町」か ) 中世地積単位。もと田地の一区画の面積の称。のち畝と同じく一段の十分の一の地積を示すこともあった。紀伊近江佐渡対馬の各地方に多く見られる。
    1. [初出の実例]「在紀伊国那賀郡真国庄内字大部賀小部賀皆副合三世町」(出典:高野山文書‐文永六年(1269)一一月晦日・紀守影田地売券)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む