猩猩菊(読み)しょうじょうぎく

精選版 日本国語大辞典 「猩猩菊」の意味・読み・例文・類語

しょうじょう‐ぎくシャウジャウ‥【猩猩菊】

  1. 〘 名詞 〙 菊の園芸品種。頭花紅色で、花弁の先がとがったもの。大輪のものを「みだれ猩々」、小輪のものを「小猩々」という。猩猩。《 季語・秋 》 〔俳諧・誹諧初学抄(1641)〕
    1. [初出の実例]「詩にいはく尋陽の江の月の影 猩々菊もさかり成らん」(出典:俳諧・独吟一日千句(1675)第八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android