デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「猪苗代兼郁」の解説 猪苗代兼郁 いなわしろ-けんいく 1655-1735 江戸時代前期-中期の連歌師。明暦元年生まれ。猪苗代兼寿にまなんで猪苗代家をつぐ。仙台藩主伊達氏につかえ,京都にすんだ。法橋(ほっきょう)をへて,法眼(ほうげん)の位にのぼる。宝永5年近衛基煕(このえ-もとひろ)から古今(こきん)伝授をうけた。享保(きょうほう)20年1月27日死去。81歳。本姓は神戸。号は花隠軒。著作に「仙台言葉以呂波寄(いろはよせ)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例