



(かく)。卜文・金文に隻を獲の意に用いており、隻がその初文。隹(とり)を
(手)に執る形で会意の字である。〔説文〕十上に「獵の
(う)る
なり。犬に從ひ、
聲」とあり、犬は猟犬を意味する。
の初文である隻は、あるいは鷹を用いたものであろうか。卜辞に「象を隻(え)んか」「羌を隻んか」のように、獣や異族を対象としていうことが多く、また金文には〔小盂鼎〕「
(くわく)三千
百を隻たり」「百三十七
を隻たり」、〔楚王
(あんかん)鼎〕「戰ひて兵銅を隻たり」のように軍獲をもいう。
立〕
エモノ・ウ 〔字鏡集〕
トル・エモノ・エタル・ウ
hoak、
(穫)huakは声義が近い。漁猟については獲といい、収穀のことには穫という。
▶・獲戻▶・獲鹵▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...