デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玄如」の解説 玄如 げんにょ 1778-1833 江戸時代後期の歌人。安永7年生まれ。家は備前岡山の豪商赤穂屋の一族。京都で香川景樹(かげき)の家僕となり,和歌をまなぶ。のち出家して各地を放浪。晩年は京都の大原,嵯峨(さが)などにすんだ。桂門(香川景樹の門人)十哲のひとり。天保(てんぽう)4年1月7日死去。56歳。俗名は若林秋長。号は任有亭,己桃軒。法名ははじめ善勝。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例