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玄慶 げんけい

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

玄慶 げんけい

1218-1299* 鎌倉時代の僧。
建保(けんぽ)6年生まれ。真言宗。正嘉(しょうか)元年報恩院流の祖憲深から灌頂(かんじょう)をうけ,醍醐(だいご)山内に岳西院をひらく。岳西院流の祖。醍醐声明(しょうみょう)を聖海(しょうかい)法親王らにまなび,声明にすぐれた。永仁(えいにん)6年12月6日死去。81歳。通称は式部卿法印。「げんきょう」ともよむ。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

玄慶

没年:永仁6.12.6(1299.1.9)
生年:建保6(1218)
鎌倉中期の真言宗醍醐流の声明家。号は式部法印。醍醐流声明を任賢の弟子聖海より受け,大勢の弟子に伝えた。南山進流声明も慈業の弟子から学んでいる。箏なども学び,音律全般に造詣が深かったらしい。建長6(1254)年,醍醐流の『声明集』を任賢以来の譜本を用いて編纂し,これは以後の教則本的なものとなった。醍醐寺には,その写本が多く存在する。聖尊編述による『音律菁花集』(『大正新修大蔵経』84巻所収)の巻末には,玄慶の関与した「変音事」の記事がみえる。

(高橋美都)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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