玉成(読み)ギョクセイ

デジタル大辞泉 「玉成」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐せい【玉成】

[名](スル)玉のようにりっぱに磨きあげること。りっぱな人物に育てあげること。

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精選版 日本国語大辞典 「玉成」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐せい【玉成】

  1. 〘 名詞 〙 玉のように立派にみがき上げること。また、立派にでき上がること。転じて、完全な人物にしあげること。
    1. [初出の実例]「抜群の天性が次第に消化されて、水戸黄門光圀卿なる一大偉人を玉成(ギョクセイ)する方へ善用された」(出典江戸から東京へ(1925)〈矢田挿雲〉一三)
    2. [その他の文献]〔水滸伝‐第四回〕

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普及版 字通 「玉成」の読み・字形・画数・意味

【玉成】ぎよくせい

立派にしあげる。完成する。宋・張載〔西銘〕富貴澤は、將(まさ)に吾(われ)の生を厚うせんとす。賤憂戚は、庸(もつ)て女(なんぢ)を玉としさん。

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