玉成(読み)ギョクセイ

デジタル大辞泉 「玉成」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐せい【玉成】

[名](スル)玉のようにりっぱに磨きあげること。りっぱな人物に育てあげること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「玉成」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐せい【玉成】

〘名〙 玉のように立派にみがき上げること。また、立派にでき上がること。転じて、完全な人物にしあげること。
江戸から東京へ(1925)〈矢田挿雲〉一三「抜群の天性が次第に消化されて、水戸黄門光圀卿なる一大偉人を玉成(ギョクセイ)する方へ善用された」 〔水滸伝‐第四回〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「玉成」の読み・字形・画数・意味

【玉成】ぎよくせい

立派にしあげる。完成する。宋・張載〔西銘〕富貴澤は、將(まさ)に吾(われ)の生を厚うせんとす。賤憂戚は、庸(もつ)て女(なんぢ)を玉としさん。

字通「玉」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android