玉木愛石(読み)タマキ アイセキ

20世紀日本人名事典 「玉木愛石」の解説

玉木 愛石
タマキ アイセキ

明治・大正期の書家



生年
嘉永6年10月6日(1853年)

没年
昭和3(1928)年11月3日

出身地
播磨国(兵庫県)

本名
玉木 享

経歴
初め書を若林鶴洞に学び、ついで安原易安の門に入る。のち大阪の村田海石筆法を学び、明治41年上京して日下部鳴鶴らと交わり、後進子弟を育成する。大正元年文部省より国定書方手本の揮毫を依頼された。著書に「書道講話」「草書秘訣」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉木愛石」の解説

玉木愛石 たまき-あいせき

1853-1928 明治-大正時代の書家。
嘉永(かえい)6年10月6日生まれ。村田海石らにまなぶ。明治41年上京して日下部鳴鶴らとまじわる。大正元年文部省より国定書方手本の揮毫を依頼された。昭和3年11月13日死去。76歳。播磨(はりま)(兵庫県)出身。名は享。字(あざな)は子欽。通称は本三郎。別号古城,柳塘駿台。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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