珍貨(読み)チンカ

デジタル大辞泉 「珍貨」の意味・読み・例文・類語

ちん‐か〔‐クワ〕【珍貨】

珍しい品物。珍しい財宝。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「珍貨」の意味・読み・例文・類語

ちん‐か‥クヮ【珍貨】

  1. 〘 名詞 〙 めずらしい品物。めずらしい財宝。
    1. [初出の実例]「文場閲得何珍貨、明月為使秋雁行」(出典田氏家集(892頃)中・継和渤海裴使頭見酬菅侍郎紀典客行字詩)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐陳禅伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「珍貨」の読み・字形・画数・意味

【珍貨】ちんか(くわ)

珍しい財宝。〔唐書、高崇文伝〕に入るや、師、大逵(たいき)に屯(たむろ)し、市井移らず。珍山の如きも、秋豪(しうがう)の犯すこと無し。

字通「珍」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android