現代華(読み)ゲンダイカ

デジタル大辞泉 「現代華」の意味・読み・例文・類語

げんだい‐か〔‐クワ〕【現代華】

伝統的な様式を重んじる生け花に対し、個人創造性主眼を置く生け花。

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精選版 日本国語大辞典 「現代華」の意味・読み・例文・類語

げんだい‐か‥クヮ【現代華】

  1. 〘 名詞 〙 伝統的な様式を重んじる華道に対して、伝統にとらわれず、造形芸術としての創造性に主眼を置くもの。→草月流

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「現代華」の意味・わかりやすい解説

現代華
げんだいか

生け花の一様式名。大正末期に主観的な不完全性の美が追究されるようになったが,生け花でも昭和初期からこの傾向の様式が生れ,第2次世界大戦後一般化した。美術界モダン・アートに対応して現代華と呼ばれる。創作自由が認められ純粋花,独創花,前衛花などと呼ばれるものも含み,材料花材だけに限定されない。しかし造形的な性格はあくまでも生け花に属し,彫刻とは異質である。

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