(読み)タク

デジタル大辞泉 「琢」の意味・読み・例文・類語

たく【琢】[漢字項目]

人名用漢字] [音]タク(漢)
のみなどで打って玉の形をととのえる。「琢磨彫琢
[補説]「琢」「琢」ともに人名用漢字。
[名のり]あや・たか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「琢」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 11画

(旧字)
人名用漢字 12画

[字音] タク
[字訓] みがく・かざる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(たく)。うちたたく意がある。〔説文一上に「玉を治むるなり」とあり、琢磨することをいう。玉には琢といい、石には磨という。

[訓義]
1. みがく、玉をみがく、玉をうちみがく。
2. かざる、みがきかざる。

[古辞書の訓]
名義抄 ミガク 〔字鏡集〕 ミガク・タマミガク

[語系]
teok、・雕tyuは声義近く、〔説文〕九上に「なり」とあり、治玉を琢、刻文を加えることを・雕(てう)という。

[熟語]
琢玉琢句琢刻琢削琢飾琢切・琢磨
[下接語]
巧琢・刻琢・採琢細琢・切琢・鐫琢敦琢・彫琢・雕琢追琢磨琢

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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