普及版 字通 「琥」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 12画

[字音]
[字訓] たま

[説文解字]

[字形] 形声
声符は虎(こ)。〔説文一上に「兵を發するの瑞玉なり。虎を爲す」とあり、兵を徴するときの符節に用いるものとする。〔周礼、春官、大宗伯〕に「玉を以て六を作り、以て天地四方に禮す。~白琥を以て西方に禮す」とあり、西方白虎の象を用いる虎形の玉であるという。また、琥珀をいう。

[訓義]
1. たま、兵を徴するときの虎文のある玉。
2. 西方を祀るときの虎形を加えた玉。
3. こはく。

[古辞書の訓]
和名抄〕琥珀 に云ふ、琥珀、俗久波久(くはく)〔字鏡集〕琥 キナルタマ

[熟語]
・琥珀
[下接語]
双琥・白琥

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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