琴似神社(読み)ことにじんじや

日本歴史地名大系 「琴似神社」の解説

琴似神社
ことにじんじや

[現在地名]西区琴似一条七丁目

道道琴似停車場線(かつての琴似本通)に面してある。旧村社。祭神大国主命・伊達成実(武早智雄神)など。伊達成実は亘理伊達氏の祖伊達実元の子で、仙台藩亘理わたり要害(現宮城県亘理町)の要害主となり、没後武早智雄命と諡号を受け、亘理神社の祭神とされていた。琴似村の兵村に入植した亘理出身の屯田兵が亘理神社の分霊を勧請し、明治八年(一八七五)日登につとう寺境内に武早たけはや神社を創設したのが起源。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android