琴橋(読み)ことのはし

日本歴史地名大系 「琴橋」の解説

琴橋
ことのはし

鎌倉初期の有職故実を述べた「禁秘鈔」には、和琴の「鈴鹿」は宮廷の宝器とみえ、「梁塵秘抄」には鈴鹿川に架かる橋板で作ったものとある。この橋を琴橋とよぶ。この伝説の橋と称するものには諸説ある。「三国地志」は「按、関地蔵堂、東南百二十歩ハカリヲ経テ、田間名ヲ桐木畑ト云(中略)其レヨリ二十歩ハカリ南ニ小川アリ、是ニ架スル橋ナリ」と記し、また鈴鹿明神(現片山神社)より一町ばかり東、櫛屋の前に架かる橋も琴橋とよばれたという(五鈴遺響)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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