琴石山(読み)こといしやま

日本歴史地名大系 「琴石山」の解説

琴石山
こといしやま

大字柳井の東南部に位置し、日積ひづみとの境界にまたがる標高五四五・五メートルの山。山地古生代の縞状黒雲母片麻岩からなる。南斜面の茶臼山ちやうすやま古墳山陵の一つに築造されている。

琴石山の由来は一説に、山頂に琴石という岩があり、天女が舞い下りて琴を弾いたので琴石と名付けたという。また白米城伝説もある。昔、松村備後守勝直が籠城、これを稲葉介が水攻めにした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android