琵琶湖の真珠

共同通信ニュース用語解説 「琵琶湖の真珠」の解説

琵琶湖の真珠

1930年にイケチョウガイを利用した淡水真珠養殖に成功したのが始まり。貝自体が大きく肉厚なので一つの貝から多くの真珠を養殖でき、長細いものや角張ったものなど一つ一つ形が違う。滋賀県によると、71年には生産量が6トンを超え、80年には生産額が41億円に達した。海外でも人気を博し輸出も盛んだったが、85年以降はイケチョウガイの成長不良などで生産量が急減。その後も低迷は続き、2020年の生産量は14キロにとどまる。

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