瑞梅寺村(読み)ずいばいじむら

日本歴史地名大系 「瑞梅寺村」の解説

瑞梅寺村
ずいばいじむら

[現在地名]前原市瑞梅寺

井原いわら村の南、瑞梅寺川上流部の山間に位置する。西は雷山らいざん村、南は当村の枝郷井原山いわらやま村。小早川時代の指出前之帳では井原村の内。福岡藩領。田圃志によると元禄五年(一六九二)の高四六八石余、うち畠四五石余、家数三二・人数三五一、田圃志の井原山村の項にも同様の記載があり、井原山村分を含む数値と推測される。また井原山村にある反別三二町五反余の記載は両村を合せた反別であろう。石高書上帳案の郡帳高一六七石余。なお正保国絵図には本村として記載されるが、元禄郷帳・国絵図の作製に際し井原山村が本村で、瑞梅寺村が枝郷と主張された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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