日本移植学会は倫理指針において、生体移植を「健常であるドナーに侵襲を及ぼすような医療行為は本来望ましくない」と指摘。その上でドナーは親族に限定し、その範囲を配偶者、6親等内の血族と3親等内の姻族と定めている。非親族から提供を受ける場合は、実施する医療機関の倫理委員会で個別に承認を受ける必要がある。事実婚は非親族からの提供として認められるケースもあり、同性パートナー間では京都大病院が女性カップルで行ったと公表した。
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(今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年)
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