生属牧(読み)いきつきのまき

日本歴史地名大系 「生属牧」の解説

生属牧
いきつきのまき

古代の西海道に置かれた馬牧。「延喜式」兵部省諸国馬牛牧条に肥前国六牧の一つとして「生属馬牧」とみえる。所在地は松浦(まつら)郡内、現生月町域とする説が有力で、島という地勢を利用した牧の経営が行われていたのであろう。すでに「肥前国風土記」松浦郡値嘉郷条によれば、値嘉(ちか)島では牛・馬に富むとされ、また平安末期には当地も宇野(うの)御厨のうちで、牛車の牛を貢進していたと想定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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