生態系破壊(読み)せいたいけいはかい

百科事典マイペディア 「生態系破壊」の意味・わかりやすい解説

生態系破壊【せいたいけいはかい】

生物がある一つのまとまった地域で密接な相互依存関係を保ちながら生命活動を営み形づくっている系(生態系)が,人間の経済活動によって破壊されること。生態系破壊は海洋生態系,森林生態系,水域生態系,土壌生態系などいずれの生態系でも進行し,ある生態系の破壊が他の生態系,さらには地球規模での生態系に深刻な影響を与えている。例えば,熱帯雨林破壊がひいては地球温暖化や生物多様性の喪失を助長するといった連鎖的な悪影響を及ぼしている。近年の地球環境問題の特徴は,環境破壊がとくに生態系破壊という性格を強め,食物連鎖によって生物の頂点に立つ人間の健康をそこない,さらには生存基盤そのものを揺るがしかねない様相を見せていることである。
→関連項目自然改造

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