生物モニタリング(読み)せいぶつモニタリング

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生物モニタリング」の意味・わかりやすい解説

生物モニタリング
せいぶつモニタリング

生物を調査することで環境の状態や変化を調べること。化学分析と異なる特徴は,多様な環境因子に対して総合的であること,すなわち複合汚染などの相乗的作用を測定できること,および時間的に積分的であることがあげられる。また,いくつかの生物は非常に感受性が高く,一般の検出器では検知しにくい汚染を見つけることができる。水域では,指標生物,生物種の多様性指数を調べることにより,河川の汚染度を決めることや工場排水モニタリングに利用される。試水中に生物を入れて,水の汚染レベルや毒性生物濃縮量を測定するといったバイオアッセイ生物検定)を含めることもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む