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指標生物 しひょうせいぶつ

大辞林 第三版の解説

しひょうせいぶつ【指標生物】

生育している地域の環境条件の判定に用いられる生物種または群集。地下水の浅いことを示すアシ(葦)の群落、水系の富栄養化の目安となるイトミミズやフナなど。 → 生物指標

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デジタル大辞泉の解説

しひょう‐せいぶつ〔シヘウ‐〕【指標生物】

指標種

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世界大百科事典 第2版の解説

しひょうせいぶつ【指標生物 indicator】

生物の生育場所は広域的には地史にも影響されるが,個々の地域では歴史的な由来よりも環境条件に支配されることが多い。生物の種によって,それが生育できる環境は決まっているが,いくつかの種では環境との相関がはっきりしていて,その種の生育いかんでその場所の環境を推定できることがある。そのような生物を指標生物というが,移動量の大きい動物よりも定着生活をする植物のほうが典型的に環境を指標する例が多いことから,指標植物indicator plantがとり上げられることが多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

指標生物
しひょうせいぶつ

生物はある範囲の環境の中でのみ生活することができる。その範囲が狭い場合には、その生物の存在することにより、逆に、その環境を知ることができる。このように、その環境を示すような生物を指標生物といい、その生物種を指標種という。最近では環境汚濁の指針としても用いられる。[村野正昭]

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世界大百科事典内の指標生物の言及

【生物濃縮】より

…また,生物濃縮現象を利用して,生物体を分析することにより,環境中にごく微量にしか存在していない放射性物質の濃度,あるいはその変化の傾向を推定することができる。この目的で使用される生物を指標生物といい,褐藻のホンダワラ,二枚貝のムラサキイガイなどが利用されている。【稲葉 次郎】。…

※「指標生物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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