コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

生産費の法則 せいさんひのほうそく

2件 の用語解説(生産費の法則の意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

生産費の法則【せいさんひのほうそく】

生産物の価格は(長期的には)生産物/単位当りに要した費用,つまり平均費用に等しいという経済学上の一理論。価格が限界費用生産費)と一致する点まで生産が進められれば,平均費用を上回る分だけ利潤が得られ極大利潤をなす。
→関連項目利潤

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

生産費の法則
せいさんひのほうそく
law of production cost

完全競争が行き着いた結果、企業の超過利潤が消滅して、価格=長期限界費用=長期平均費用という関係が成立すること。費用法則ともいう。価格費用を縦軸に、生産量を横軸にとると、平均費用曲線限界費用曲線が描ける。平均費用とは企業の生産活動に必要な費用の総額=総費用を生産量で割ったものであり、限界費用とは生産量を一単位増加させるとき、それに伴って生じる総費用の増加分のことである。両曲線とも通常、U字型で示される。ここで限界費用曲線は平均費用曲線の最低点を通る重要な性質がある。いま完全競争市場を仮定すれば、この企業にとって市場価格は水平線となる。これは企業が生産量を変化させても、市場価格を動かすことができないことを意味している。[畑中康一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

生産費の法則の関連キーワード拡大再生産分配生産者価格農産物家禽工業水産物の調整保管農業総産出額農業の交易条件農産物の加工ブランド化している農畜産物

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone